ギターの上達することはスポーツの上達に似ていると思います。
例えばコーチに一回習ったところで得られるものは、どうしたらよいかといい「知識」であったり、やりかたの「ノウハウ」、心構えなどだと思います。
ではそれで、自分もできるようになるかというと、すぐには難しいことはおわかりだと思います。
なぜなら自分自身でできるように練習、訓練が必要とみなさん知っているからです。
ところがギターをはじめ楽器では、ちょっとコツを掴んだだけでできてしまう、いわゆる「才能のある」人がわずかながらいるので、そういった人を見て、やり方が分かれば誰にでもすぐにできるものだと勘違いされやすい一面もあるのではないかと思います。
逆に独学で頑張ってこられた方は、自分ではまったくできないものなんだ、と諦めてしまう人も多いのです。これは逆に『やり方』をしらないからである意味独学でできてしまう方の方がすごいんだと思っていただけたと思います。
また最初にどこかに行くことにも似ています。
例えば人生で最初に大阪駅行くときはどうやっていくか、分かってる人に聴いたり、調べたりして到着したはずです。二階目は不安ながら迷って…
また途中の駅で駅員さんに乗り換え方を聴いたかもしれません。
エレキギター・アコースティックギターもこれとよく似ていると思います。
天才ギタリストといったひとが世に出てしまったことで、こういう当たり前のことが、わからなくなってしまうこともあるのだな〜と感じています。
こういった中でギター講師は、やり方を分かってる人、スポーツでいうとコーチ、駅で迷ったときの駅員さん、として、生徒さんの進む方向を示していくことだと思っています!